2019就職説明会レポート

3会場合わせて1000名が来場!延べ40社が出展

◯即戦力の確保へ、既卒者も参加可能に◯
 全国ペット協会は、5月27日から6月7日にかけて「2019ペット業界就職説明会」を、東京・愛知・大阪の各会場で開催しました。

 2014年に始まった「ペット業界就職説明会」は、会を重ねるごとに参加学生・出展企業の数を伸ばし、ペット業界最大の就活イベントとして認知が広がっています。6回目の今回は合計1000名が来場し、延べ40者が出店しました。また、今回は初めて「家庭動物管理士資格」の保持者であれば既卒者でも参加可能としました。参加した既卒者からは「転職先を探す参考になった」「エントリーしたい企業が見つかった」といった声も聞かれました。

◯人材確保の貴重な機会◯
 文部科学省の調べでは、平成30年度には5500名が動物関連の専門学校を卒業し、その多くがペット業界への就職を希望しています。一方で企業とのマッチングは円滑とは言えず、円滑な就職・採用活動を実現する施策の必要性が言われていました。
 こうした声を受けて始まった「ペット業界就職説明会」は毎回1000名以上の参加者を集め、出展企業からは「学生が熱心」「貴重な人材確保の機会」といった声をいただいております。アンケートでは出展企業の58%が「出展してよかった」と回答しており、「よくなかった」との回答はゼロでした。
 今回から実施した「家庭動物管理士資格」保持者の参加も、ペット業界の人材不足を補う対策として高い評価をいただきました。既卒者は即戦力として企業からの期待も高く、既卒者用の説明資料を用意したブースも見られました。今回は既卒者の参加は少数でしたが、次回以降さらに多くの既卒者の参加が望まれます。

◯就活生のやる気を発現できる場に◯
 各会場で実施した参加者アンケートでは、回答者の53%が「エントリーしたい企業が見つかった」と回答しました。「見つからなかった」と回答した参加者も、多くが「就職先を探す参考になった」と回答しており、自身の進路や将来を見つめ直すきっかけともなったようです。
 アンケートからは、今後の課題も浮かび上がってきました。参加者の希望職種(複数回答)で最も多かったのはペットショップスタッフ(36.4%)とトリマー(36.0%)で、トレーナー(22.6%)と動物看護師(21.8%)が続きます。動物カフェのスタッフや動物園などの飼育員、動物保護活動などを希望する参加者も見受けられましたが、今回はカフェや動物展示施設の出展はありませんでした。参加者はより幅広い業種、業態の出展を望んでいます。

◯近年の就活生は現実的?◯
 参加者アンケートからは、就活生の志向も垣間見えます。就職先を選ぶにあたって重視すること(複数回答)では、「仕事の内容」が73.6%でトップ。ついで「給与」(64.9%)、「福利厚生」(56.2%)と続きます。他に「研修・教育制度」(25.9%)や「将来性」(38.5%)を上げた参加者も多く、制度の整った企業で安定して働きたいという傾向が見て取れます。冒険よりも安定を望むのは昨今の就活生の傾向を言われていますが、ペット業界でも同様と言えそうです。

東京会場
大阪会場
愛知会場